2020.01.20 Monday
旅するエストニアツアー4日目:ヴィリヤンディ
JUGEMテーマ:海外ツアー
2018年から始めたちくちくバルト舎のバルト三国ツアー。
2018年夏 ラトビア森の民芸市とエストニアかわいい手芸を巡る旅
2019年夏 旅するエストニア*可愛い暮らしと手しごとを巡る8日間
2019年冬 おとぎの国エストニアのクリスマスと可愛い手しごとを巡る8日間
そして今年の夏もまたツアーをやります。
今月末にはツアー内容及びスケジュールを発表いたしますので、今しばらく楽しみにお待ち下さい。
今年のツアーも素敵な内容になっておりますよ〜。
6月22日(月)〜29日(月)8日間の旅ですので、気になる方はその時期予定を空けておいて下さいね。
今日からまた昨年夏に催行したツアーのレポートを再開します。
今年のツアー発表前には何とかレポートし終えたいと思っております。
****************************************
2019年7月1日(月)
前夜ヴィリヤンディに到着し、この日のワークショップに備えて糸巻きをしました。
ツアー参加者の方3名様には遅い時間までお手伝いいただき、ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
朝食後、バスに乗りヘイムタリ美術館へ。
ヘイムタリ美術館
美術館の塀にはヴィリヤンディがあるムルギ地方のミトンが描かれていました
タペストリーアーティストのアヌ・ラウドさん、そして建築家のアヌ・コットリさん、2人のアヌさんがお出迎え。
タペストリーアーティストのアヌ・ラウドさん
建築家のアヌ・コットリさん
まずは美術館の中でエストニア各地域の手しごとと2人のアヌさんが作った編みぐるみやパペットを見学。
エストニア各地域の民族衣装
草木染めされたウール刺繍糸
民族衣装を着たお人形
学校制服のセーター
こんなオシャレなセーターが制服って、素敵♪
パペットを器用に操るアヌ・コットリさん
そして、アヌ・コットリさんによるニットのワークショップがスタート。
みなさん作り目でかなり悩まれていましたが、夢中になって編まれていました。
ニットワークショップの様子
皆さんがワークショップをしている間、2人のアヌさんとエストニアの手芸についてたくさんお話ししました。
私が作ったムフ刺繍の作品なども見て頂いたりして。とても楽しい時間でした。
アヌさん達と記念撮影☆
ワークショップ後、学生さん達が使う食堂にてケータリングランチ。
テーブルに置いてあるものが全て可愛かった
この旅でずっと一緒だったドライバーさん
食堂全体の写真をうっかり撮り忘れてしまいましたが、とても居心地良い建物。
通常は学生さん達が宿泊する施設とのこと。
壁にはエストニア各地域の民族衣装が描かれた絵が飾ってあり、見ているだけで勉強になります。
宿泊施設の壁に飾ってあった民族衣装のイラストの一部
木漏れ日の中での食事はとても心地よくお料理も美味しかった。
このヘイムタリという場所はいつも温かく二人のアヌさんのお人柄そのものだなあと感じました。
2人のアヌさんお気に入りの場所にて
食後、アヌ・ラウドさんのご自宅へ。
アヌさんのアトリエで製作中のタペストリーを見せて頂きました。
この時はちょうど7月に開催された歌の祭典用のタペストリーを製作中。
とても大きく素晴らしい作品で、これを作るアヌさんのエネルギーが本当にすごいなあと感動。
いくつになっても創作するエネルギーを持ち続けることって素敵。
歌の祭典(Laulupidu)を表現したタペストリー
最後にツアー参加者の皆さんとアヌさんを囲んで記念撮影。
ツアー参加者の皆さんも二人のアヌさんに会えたことをすごく喜んでいらっしゃいました。
ツアー参加者さんの中には帰国後に日本で発売されているアヌさんのパペット本を買われた方が多く、
私のお教室の生徒さんもその中に掲載されている作品にチャレンジされた方もいました。
そんな報告を聞いて、ヴィリヤンディを訪れて良かったなあと改めて感じました。
2人のアヌさんとツアー参加者の皆さん
そして個人的なことですが、今回ヴィリヤンディへ行きアヌ・ラウドさんに2年ぶりにお会い出来て嬉しかった。
2017年の手芸留学旅の際、ヴィリヤンディでアヌさんにお会いしランチまでご馳走になって、
息子さんに駅まで送って頂きました。
駅で別れた後、クレジットカードやキャッシュカードが入ったカードケースがなくなっていることに気づき、
その夜アヌさん一家総出で捜索してもらって見つけていただいたという出来事がありました。
メールではお礼を伝えていましたが・・・
この2年間ずっと気になっていたことだったので、ちゃんとお会いして御礼を言うことが出来て本当に良かった。
(その時のブログはこちら→⭐⭐⭐)
ヴィリヤンディを満喫し、この後セト地方のオビニッツアへ移動します。
つづく。