2019.01.31 Thursday
ムフ刺繍入門講座とは
JUGEMテーマ:刺繍
こんにちは。
ちくちくバルト舎のアラタです。
今日で1月も最終日。
この一ヶ月はあっという間に過ぎた感じがします。
今月は、11日からムフ刺繍入門講座(2期生)がスタートしたり、19日にエストニア料理屋さんとのコラボイベントがあったりと、結構忙しい一ヶ月でした。
体がかなり疲労していたのか、先週の刺繍講座翌日よりインフルエンザになってしまい本日まで自宅療養中。
明日の刺繍講座より復帰します。
今日はムフ刺繍入門講座についてお話しようと思います。
一昨年の手芸留学時に夢中になってしまった、エストニア・ムフ島の伝統刺繍である「ムフ刺繍」。
Muhu Muuseumに展示されているムフ刺繍のベッドカバー
一般的には黒地に鮮やかな色で花のモチーフが刺繍されています。
まだ歴史が浅い刺繍ですが、独特な刺繍でとにかく可愛い!
昨年宿泊したムフ島の「Vanatoa」の部屋に飾ってあったSirjeさんの作品
私がとても魅力に思ったのは、同じモチーフでも刺繍する人によって仕上がりが違うということ。
多くの色を使うほど良いとされている刺繍ですので、絵を描くのと同じような感覚だと思います。
刺繍を見ただけで、誰が刺したか分かってしまうほど個性が出ます。
手芸留学後、ちくちくバルト舎を立ち上げるのと同時にムフ刺繍作家としても活動を始め、ワークショップを開催しておりましたが。
昨年ご縁あって出版社の左右社様から刺繍講座のお話を頂きました。
ワークショップの活動をやる中で、エストニアのこと、ムフ島のこと、ムフに伝わる刺繍のことなど。
ご存じない方がほとんどで、まずはこの美しい刺繍のこと、島のことを知っていただきたいと思い、刺繍講座を始めることにしました。
ツアーから帰国後すぐの6月末から全8回の講座を左右社様にてスタート。
講座の作品はマーガレットモチーフから始まり、最後はムフの花束がま口Bagまで。
入門講座で学ぶ作品
最後の作品は復習も兼ねてムフ島の花束刺繍のがま口Bagを作ります。
初めての講座ということもあり、約2ヶ月で8回講座をやるというのはとても大変なことでした。
私も大変でしたが、生徒さんの皆さんもかなり大変だったと思います。
生徒の皆さんはとても熱心な方々ばかり。
何名かは以前私のワークショップに参加して下さった方でした。
中には、3年前からずっとムフ刺繍を習いたくて調べても全然教える方がいなく、
ようやく私にヒットし申し込んだという方もいらっしゃいました。
他にはムフ刺繍の本を買ったけれど、どう刺繍して良いか分からず検索したら私にヒットしてギリギリ申し込んだという方も。
とにかく皆さんの熱量が凄かった。
刺繍に関しての情報交換などもあったりして、とても良いクラスでした。
講座のきっかけを作ってくださいました左右社様には感謝しております。ありがとうございました。
7月からはツアーでお世話になっているジェーアイシー旅行センター様でも講座を開催しました。
こちらは8回ではなく6回講座で行いました。
マーガレットからクローバーまでの全6回。
8回なのか6回なのかカリキュラムを作りながら、色々悩んだのですが。
やはり6回では少なく、8回がベストという結論に至り、また今月から2期生としてムフ刺繍入門講座を開講しました。
今回人数が少なく3人の生徒さんですが、皆さんやはり熱心。
まだ2回目の講座が終わったところなので、四苦八苦していますが、3ヶ月後には楽しさが倍増したら良いなと願っています。
また春頃より入門講座3期生の開講を検討しています。
決まり次第、HPでお知らせしたいと思います。
是非、ムフ島の素敵な刺繍を暮らしに取りいれてみませんか?
ツアー参加者募集開始しました。
ツアー訪問地にはムフ島も含まれています。
自然豊かなムフ島で美しい刺繍や編み物の手しごとを見られれます。
そして今年は5年に一度エストニアで開催される「歌と踊りの祭典」イヤー。
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