JUGEMテーマ:世界料理めぐり
こんにちは。
ちくちくバルト舎のブログ「ちくちくバルト三国誌」をご訪問頂き、ありがとうございます。
旅に出ると、必ずブログで発信したくなりますが。
渡航中は移動が多く疲れてなかなか書き進めることが出来ず、そして帰国すると日々の仕事に追われて書けず。
気がつけば1年経ってしまいました。
すでに昨年11月にも渡航しており、またもうすぐ渡航する予定です。
今更とは思いますが。昨年夏の旅の様子を記憶を辿りながら、備忘録として綴っていこうと思います。
何かしら、旅のお役に立てば幸いです。
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2022夏*ちくちくバルト三国旅2日目。
ヴィリニュス2日目の続きです。
この時期、同業者の方が多く渡航されていました。
その内何人かと連絡を取り、一緒にご飯を食べたりしました。
この日の夕飯は世界を旅する雑貨hinplusの北さんご夫婦とリトアニア料理を食べようと、ヴィリニュス旧市街にあるレストランへ。
伝統的なリトアニア料理のお店は人気のため、待っている人が多く、近くにあるお洒落なレストラン「Grey」で食事をすることにしました。
リトアニア料理と言えば、ピンクスープの「シャルティバルシチャイ」。
色鮮やかなピンクのスープ
必ず1つの料理にじゃがいもがついてきます。
そして「ツェッペリナイ」も1ついただきました。
リトアニアと言えば「ツェッペリナイ」が有名です
ジャガイモの中にお肉が入っている料理です。
以前日本に住んでいたリトアニア人のお料理教室でツェッペリナイを作って食べましたが、それとは少し違っていました。
もう作り方も忘れてしまいましたが、こんなにツヤがある食べ物じゃなかったな。
今回食べたツェッペリナイが本当のツェッペリナイなのだと思いますが、食感が少し苦手な感じでした。(個人的な意見です。)
でも味はとても美味しかったです。
どんな料理を頼んでも必ずじゃがいもが付いてくるようなので、頼むときはちょっと注意した方が良いかもしれません。
(ジャガイモだらけになってしまうので)
北さんご夫婦と旅の話をしながら、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
いつも基本一人旅なので、現地で日本人の方とお食事が出来て嬉しかったな。
なかなか同業の方と一緒になることがないので、買い付けのお話なども聞けて有意義な時間でした。
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JUGEMテーマ:博物館
2022夏*ちくちくバルト三国旅2日目。
ヴィリニュス2日目の続きです。
夕飯までの間、どうしても行きたかったリトアニア国立博物館へ。
国立リトアニア博物館
閉館まで時間が少なかったけれど、急いで観ることが出来ました。
やはり興味深かったのは民族衣装と工芸品のフロア。
Dzūkija(ズーキヤ)の民族衣装
ブラウスとベストが可愛いです
Aukštaitija(アウクシュタイティヤ)の民族衣装
お袖の赤い刺繍とベルベットのベストが印象的
Žemaitija(ジャマイティア)の民族衣装
ストライプのエプロンが可愛い
ベストの裾がプリーツになっていて凝っています
バルト三国の民族衣装はどことなく似てはいますが、その中でもリトアニアはパターンが凝っているなという印象。
パーツのディティールが凄い。
プリーツが入っていたりタックが多かったり。すごくファッショナブル。
生地もベルベットなどを使っている地域もあり、豪華だなと思いました。
普通にカントリースタイルのファッションとして着れそう。かなり興味深かったです。
エストニアにもありますが、民族衣装につけるポケットもありました。
バラモチーフのクロスステッチ刺繍されたポケット
地域ごとなのか、それとも年代なのか詳しいことは分かりませんが、手法が違うポケットがたくさん展示されていました。
エストニアに比べて、細かいというか凝っている印象。
とても可愛いです。
織ベルトもとてもカラフル。
ポンポンが付いているものとかあって、ちょっとポップです。
普段私はエストニアの民族衣装を研究していますが、リトアニアの民族衣装ももっと知りたくなりました。
そして、アイアンのクロスやベルプステ、ソダスなどの工芸品もたくさん見ることが出来ました。
アイアンのクロス
ベルプステ
ソダス
リトアニアの手しごとも素敵ですね。
短い時間でしたが、民族衣装をじっくり見ることが出来て良かったです。
民族衣装や工芸品が好きな方は是非行ってみて下さい。
【リトアニア国立博物館】
Arsenalo g. 1, Vilnius
https://lnm.lt/en/museums/the-new-arsenal/
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JUGEMテーマ:海外への商品買い付け日記
夏の旅ブログ、なかなか進みませんね。
すでに記憶が薄れてきてますが、思い出しながらレポート書きたいと思います。
2022夏*ちくちくバルト三国旅2日目。
ヴィリニュス2日目。
今回5年ぶりのリトアニア。
行きたいお店など事前にチェックしていましたが、ことごとく無くなっていたり、お休みだったり。
買い付けは思うように行きませんでした。
まあこういうこともあります。買い付けあるあるです。笑
とりあえず旧市街をぶらぶらしました。
バルト三国自体どの国もパステルカラーの建物が多いのですが、リトアニアはレリーフがリボンやマーガレットなどのお花を装飾したものが多い気がします。
可愛い装飾が多いので、建物見るのは楽しいですね。
聖カジミエル教会
Stikliuストリートのギャラリー
花瓶可愛い♪
買い付けしなくてはと大好きなStikliuストリートへ行くも、お気に入りの店は無くなっていました。
コロナの影響なのか、ただ単に時間の流れなのか。
ビリニュスに行ったら絶対にランチしようと思っていた「Kitchen」も閉店していました。
以前行った時のブログはこちら→☆☆☆
「Kitchen cafe」というカフェが違う場所に出来ていたので、移転したのかなと思って行ってみましたが、全く違う店のようでした。
とりあえず、チーズケーキとカフェラテを頂きました。
人気の店なのか、店内はほぼ満席。
チーズケーキ、美味しかったです。でも食事はなく、すごくガッカリ。
そして、残念なことにコーヒーは美味しくなかった。
雨が土砂降り状態の中、ハレス市場へ行きました。
ハレス市場
ハレス市場を歩いていると、「旅する雑貨屋 Hin plus」の北さんご夫婦と遭遇。
ちょうどヴィリニュスに滞在中とのことだったので、夕飯をご一緒する約束をしていました。
その前に市場で偶然出会うとは!異国の地で知り合いの日本人に会えるのってなんか嬉しいですね。
一通り市場を見て、一部買い付けもして、また違う場所へ。
橋に無数の鍵が付けられていました
1日だけのヴィリニュスなので何とか良いものと出会いたいと歩き回りましたが、行きたかったお店はことごとく無くなっていました。
もうこれ以上は無理と買い付けを諦めてホテルへ戻り、待ち合わせ時間までの間にリトアニア国立博物館へ行くことにしました。
続く。
]]>JUGEMテーマ:海外への商品買い付け日記
2022夏*ちくちくバルト三国旅2日目。
ヴィリニュス2日目。
今回リトアニア滞在は短く、ヴィリニュスはこの1日だけ。
翌日は移動です。
大体のスケジュールは前夜に決めたので、なるべく効率よく巡りたいなと思っていました。
ホテルで朝食を頂いたので後、出かける準備をし、外に出ると雨!それも結構な大雨でした。
今回の旅行前、時間がなくて旅の準備が十分に出来ていなく、傘を持参していませんでした。
とりあえずホテルで傘を借り、出発。
最初に行ったのは「Vilniaus etninės kultuūros centras」。
ヴィリニュス民族文化センターです。
実はちくちくバルト舎のOnlineshopで販売しているリトアニアのソダスの書籍を出版した団体です。
勝手に博物館のような場所でソダスがたくさん展示されているのかなと思いましたが、行ってみるとオフィスのような場所でした。
建物に入るとカジューカス祭に使われるオブジェなどが展示されています
展示物は少なく、ソダスも3つくらいしかなく、期待しただけに少しがっかりしました。
でもヴィリニュスの文化や工芸品が少しだけ見ることが出来ました。
円形モチーフが可愛いソダス
シャンデリアのようなソダス
卵の殻を使った工芸品ピサンキ
民族衣装に使われる手織りベルト
たくさんのマスク
こちらの団体では工芸品のワークショップなど開催しているよう。
次回タイミングが合えばワークショップに参加してみたいと思います。
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JUGEMテーマ:海外一人旅
夕方、リトアニアの首都ヴィリニュスの空港に到着。
ヴィリニュスの空港
まずは携帯のSIMカードを購入。
100GBで€3.50!
100GBで€3.50!
めちゃくちゃ安い〜!と思ったら。
中から50GBのパッケージがっ!
SIMカードを取り出そうと思ったら中から50GBのパッケージが出てきました。
どうゆうこと?見せかけなのか?
まあ50GBだとしてもかなり格安ですが。
旅レポの最後にまとめてSIMカードについて書こうと思っていますが、バルト三国の中ではリトアニアのSIMカードが一番容量もあり料金も安くて良かったです。
久しぶりのSIMカードの入れ替えに悪戦苦闘しましたが、なんとか無事入れ替え、バスでホテルへ向かいました。
ホテルに荷物を置き、散歩がてら旧市街へ。
今回のホテルは新市街の川沿いなので、旧市街までは意外と距離がありました。
ヴィリニュス大聖堂側にあるベルタワー
ヴィリニュス大聖堂
ヴィリニュス大聖堂の前を通った際、側にあるベルタワーから鐘が鳴りました。
旧市街の建物は雰囲気があって素敵です
夕飯を食べてなかったので、どこかで食べれたらと思いながら旧市街をぶらぶら。
すでにこの時、夜10時を過ぎていたためレストランは見つからず、結局スーパーでパンを買って帰りました。
建物にウクライナカラー
ホテルまでの帰り道。
建物の至る所にウクライナ国旗やウクライナカラーが掲げてありました。
平和なこの国の近くで戦争をやっていると思うと、すごく複雑な気持ちになりました。
リトアニアの人々にとってもかなり不安でしょうし、いつ自分達も攻撃されるか分からない恐怖があるんだろうなとウクライナ国旗を見ながら戦争を身近に感じた夜でした。
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JUGEMテーマ:海外旅行 お役立ち情報
久しぶりの投稿となりました。
旅行中にブログをマメに投稿したかったのですが、ハードなスケジュールにSNSへの投稿がやっとでブログを書くことが出来ませんでした。
帰国して早1ヶ月半経ちましたが、本日から振り返りとしてブログを書き綴っていきます。
今回利用したポーランド航空についての続きです。
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初めてのポーランド航空。
口コミを読むと評判があまり良くないので、少し不安でしたが。
搭乗者数も少ないので、席も替えることが出来、とても快適でした。
窓から見た景色
どういう航路で行くのか知らないまま搭乗しましたが、ロシアの下を通る航路でした。
どの航空会社も余分に時間が掛かりますね。
ポーランド航空も2時間ほど余分に掛かっているのではないでしょうか。
壁のモニターに航路がずっと写されていました
飛行機に乗るといつも機内食が気になります。
食事はまあまあ美味しかったです。
飛行時間が長い割に食事の回数は2回。
途中どうしようもなくお腹が空いたので後方に行き、CAさんに何か食べる物がないか聞いたところカップヌードルをいただきました。
OYAKATAカップヌードル
OYAKATAというカップヌードルです。笑
チキンラーメン味のカップヌードルで、まあまあな感じでした。
やはり日本のカップヌードルは素晴らしいなと感じる食べ物でしたよ。
ちなみにこのカップヌードルは無料でした。すごく親切!
約13時間半のフライトでポーランドのワルシャワショパン空港に到着。
初めてのポーランド。
空港はバカンスなのか多く人がいました。
昨年11月のコロナ禍に渡航した際は、フィンランドもエストニアも空港は閑散としていました。
現在のヨーロッパは国をまたいでの移動は可能なこともあり、かなり活気が戻っていました。
ポーランド航空のオブジェ
空港内のお店もほぼ開いていました
成田空港内はクローズしているお店が多いですが、ポーランドの空港はほとんど営業していました。
トランジットの待ち時間、お土産物屋さんで雑貨を眺めて時間を潰していました。
空港内のお土産やさん
ポーランドの雑貨は可愛い!
ここからトランジットでリトアニアの首都ヴィリュニスへ。
バルト三国への飛行機ってどこでもプロペラ機。
リトアニア行きのプロペラ機
リトアニア行きの飛行機では、マスクを着用していたのは私一人だけ。
あとは皆さんNoマスク!!!
今回の旅で一番衝撃的な出来事でした。
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JUGEMテーマ:海外旅行 お役立ち情報
2022年6月20日(月)
ポーランド航空は現在週1便。
成田からワルシャワへは月曜日の早朝のみでした。(6月24日より日曜日の夜便に変更になったようです。)
早朝7時出発。
ということは5時にはチェックインしなくてはいけないということ。
今までにないパターンだったので、どうしたら良いのか色々と調べました。
現在日本はコロナ規制がまだ続いているため、成田空港第1ターミナルは0時に閉まることが分かり、入口が開くのは午前6時。
これは0時までに前乗りしないと間に合わないのでは?と不安がよぎりました。
出入り口の開閉については成田空港のホームページを見てもイマイチ良く分からず、結局0時を目指して前夜成田へ向かいました。
前回のブログでもお伝えした通り、パッキングがギリギリ。
本当になかなか終わらなくて、予定時刻より遅れて自宅を出発。
お陰で京成スカイライナーの終電に間に合わず、普通電車で成田へ向かったため到着は0時を5分ほど過ぎていました。
1階の到着フロアへは普通に入れましたが、4階の出発フロアは朝でないと入れないとのこと。
朝5時にチェックインしなくてはいけないと警備員に尋ねたところ、5時には入れると教えてもらいホッとしました。
1階フロアの待合は早朝便を利用する人でいっぱいでしたよ。
到着フロア
ベンチを確保するのも大変なほど、結構人がいます。(写真には写っていませんが)
待合のベンチを確保し、おにぎりを食べて一息。
少しだけ仮眠していると朝4時過ぎ頃から警備員さんが動き始めて4時半頃には出発フロアへ行けるようになりました。
ポーランド航空のチェックインカウンター
5時にポーランド航空のチェックインカウンターにてチェックイン。
早めにカウンターへ行ったのでそんなに並ばなかったけど、後ろを見たら長蛇の列が出来ていました。
しかし、出国ゲートが開くのは6時。
それまでの間、お店はどこもやってなく地下のコンビニだけ。
衣類の除菌スプレーやシャンプーなど買い忘れたものを買い、出国ゲートへ。
パスポートコントロールなど、手続きを済ませ、飛行機に乗ったのは出発前ギリギリでした。
多分この時はポーランド航空が1番早い便なのではないでしょうか。
みんな同じくギリギリだったので、30分ほど遅れての出発となりました。
このコロナ禍で海外渡航についての情報が本当に少ない。
調べようにも分からないことも多々あります。
ただ、コロコロと状況が変わるのでここで詳しく綴っても意味がないかもしれませんが。
成田空港第1ターミナルの早朝便を利用される方は参考にして頂けたらと思います。
ちなみにですが、銀行のATMも早朝は使えませんでした。
もちろん両替所も空いていません。(あくまでも2022年6月20日の状況です。)
現金で両替される方は前もって銀行や両替所で替えることをお勧めします。
空港に来ると、いろんなことがまだ普通ではないということに気付かされます。
それでも、ハワイへ旅行に行こうとしている若者達がたくさんいるのを見て、まもなく海外旅行が普通に出来る日が来ることも近いのかなと思いました。
その2へ続く。
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JUGEMテーマ:バルト三国
7月になりました。
現在私はエストニアにおります。
こちらに到着してからブログを書き始めようと思ったものの、毎日クタクタでダメでした。笑
ようやく旅にも慣れて落ち着いてきたので、今日からブログを再開しようと思います。
(アーカイブ日記は今回の旅を終えてから少しずつ書きますね。)
まず初めに。
今回のバルト三国旅の準備について綴ろうかなと思います。
6月に渡航することは3月の時点で決めていました。
そして5月から渡航準備を始めたものの、展示会、出店などが相次ぎ物凄く多忙で準備が思うようにいきませんでした。
今回の旅は手芸修行がメイン。(買い付けは昨年11月にしているので、今回は少し少なめに買い付けるつもり)
現地の先生達とコンタクトを取り、一通りスケジュールが決まった頃に問題が発生!
誤解が生じて手芸修行のメインとしていたLihulaスカートのレッスンを拒否られてしまいました。(涙)
なぜ誤解が生まれたかの詳細はお伝えできませんが、間に入って通訳してくれてた人が英語が堪能ではなかったことが原因の一つかなと思います。
結局最後に私のエストニア語の先生に間に入って頂きましたが、時すでに遅しで誤解は解けたもののレッスンは何を言っても拒否されて出来なくなってしまいました。
もう絶望感が凄くて、どうしようかと思っていましたが。
捨てる神あれば拾う神ありで、救世主が現れました!
別件でレッスンをお願いしていた先生から、サマーキャンプに誘って頂き、特別にレッスンして頂く事になりました。
まさかの助けに嬉しくて泣きました。
出発前ギリギリでスケジュールが決まり、出店の準備もギリギリで、旅行のパッキングはギリギリ出発前に終えるという今までにないくらいバタバタな出発でした〜。
今回は久しぶりにリトアニアから入りラトビア、エストニア、途中フィンランド、そして最後にポーランドへ行きます。
戦争の影響で航路変更によりフライト時間が長くなり、燃料費も高騰しているため、航空チケットがめちゃくちゃ高い!
なんとか安く行けないか探していたところ、ポーランド航空が一番安かったので、今回は初めてポーランド航空で渡航することに。
せっかくのポーランド。トランジットだけだと勿体無いなと思い、最後3泊だけワルシャワに滞在して買付をすることにしました。
今からポーランドへ滞在することが楽しみです!
2022年6月20日成田より出発
それでは2022年夏のバルト三国旅へ出発です!
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JUGEMテーマ:海外ツアー
2022年2月24日。
104回目のエストニア独立記念日の日にとても悲しい出来事が起きてしまいました。
ロシアがウクライナを攻撃するだなんて。
これは現実なのだろうかと、あまりのショックに最初は言葉も出ませんでした。
どちらも好きな国だけに争いはやめて欲しい。
武力なんて何も解決しない。
1日も早く争いが終わり平和が訪れますように。
そう願うしかありません。
エストニアもソ連が崩壊して独立を果たし自由になってからまだたった30年ほど。
今回の戦争で近隣国であるバルト三国もまたいつか攻撃されるかもしれないという恐怖があります。
今日は3年前のツアーレポートも兼ねて独立を歌で勝ち取ったエストニアの歌の祭典についてお伝えしたいと思います。
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2019年夏のツアー9日目。
延泊ツアー3日目の2019年7月6日。
5年に一度タリンで開催される「歌と踊りの祭典」へ行きました。
いよいよ歌の祭典の日。歌の祭典はエストニア語で「Laulu pidu(ラウル ピドゥ)と言います。直訳すると歌祭です。
歌の祭典は2日間ありますが、私たちは初日に行きました。
午前中はタリン旧市街にて自由行動。
皆さんそれぞれお買い物を楽しみました。
そして、午後から市内のパレードがスタート。
Viru門の側にあるTammsaare Parkにはエストニア各地域の民族衣装を着た写真が展示されていました。
こちらは2017年にKihnu島のミュージアムで展示会をされていたエストニア女性写真家Birgit Püveさんの写真です。
壁紙とKihnuの民族衣装とのコントラストがとても素敵で大好きな写真。
当時の展示についてのブログはこちら→☆☆☆
エストニアの写真家Birgit Püveさんの作品
こちらはフランス人写真家Jérémie Jungさんの作品。
セト地方の民族衣装を着た女性の写真がとても素敵でした。
フランス人写真家Jérémie Jungさんの作品
エストニア各地方の民族衣装を着たチームが市内から歌の祭典の会場へと歩いていきます。
それぞれの民族衣装がとても素敵。
セト地方のチーム
民族衣装が独特で素敵♪
ホワイトバージョンのジャンパースカートを着たマダム
目立ちますね。
こちらの動画はエストニア南部Mulgi地方の民族衣装を纏った出演者たち。
Mulgiの中でも地域別に民族衣装が違っています。
エストニア全土の民族衣装を一気に見ることが出来て、民族衣装好きには堪らない1日です。
パレードを見ながら歌の祭典会場へ到着。
歌の祭典の会場です
各地域の民族衣装を纏って歌う女性たち
合唱はとにかく素晴らしかった!魂が篭った歌声はとても美しく胸を打たれるものがありました。
空に響き渡る歌声には平和の願いがとても感じられます。
1曲ごと舞台で入れ替えがあり、時間をかけて移動して次の曲を始めるという独特な緩い進行には少し驚きました。
祭典が終わったのは夜11時頃。
ツアー参加者さんはかなり眠そうでした。
最後に皆さんと記念撮影。
歌の祭典の会場にて
ツアー参加者の皆さんと記念撮影
皆さん、お疲れ様でした。
あれから3年経ってしまいましたね。
至らない部分も多々ありましたが、皆さんにとって楽しい思い出になっていて下さったら嬉しいです。
1日も早く平和が訪れ、来年こそは安心安全でツアー再開出来るといいなと願っています。
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ちくちくバルト舎の荒田です。
6月になりました。年が明けてからもう半年経ちました。
ようやくコロナも落ち着き、これから以前の生活が戻ってくるぞと思った矢先に戦争が始まるなんて。
2022年が始まった頃は誰もそんなことは予想出来なかったと思います。
2022年になった時、ブログをマメに書く!という目標を立てたものの、やはりなかなか更新することが出来ませんでしたね。
申し訳ありません。
年が明けてから今までの私のことを簡単にお話しすると。
3月にはリトアニアへ渡航予定でした。
しかし戦争が始まって混乱が起きている時期で、ちょうど各航空会社がヨーロッパへのフライトを欠航する週にぶつかり渡航することが出来ませんでした。
情勢的に仕方がないことでしたが、約1ヶ月渡航準備に時間を費やした分の反動で3月はずっと塞ぎ込んでしまっていました。
戦争のニュースも、かなり辛くて精神的に少ししんどい時期でした。
これでは行けないと一念発起し、5月に展示会を開催することを決め、3月中旬くらいから展示会の準備を始めることにしました。
展示会の準備や出店、ワークショップなどで4月5月はかなり忙しく、ブログに向き合うことはなかなか出来なかったです。
5月末に開催した展示会の様子1
昨年好評だったムフ刺繍麦わら帽子の新柄を展示販売しました。
5月末に開催した展示会の様子2
ムフ刺繍のワンピースやエストニアの雑貨を販売していました
でもようやく今月末からバルト三国への渡航も決まったので、ブログを再開しようと思います!
3年前のツアーレポートや昨年2年ぶりに渡航した旅のレポートもアーカイブとして書きつつ、
これからの旅のことも同時並行で書き綴っていきますので、何卒宜しくお願いいたします。
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2022年になり、半月過ぎました。
遅くなりましたが、本年も「ちくちくバルト舎」をどうぞよろしくお願いいたします。
ブログを更新すると言いながら、日々の仕事に追われ、なかなかブログを書くことが出来ずかなりの時間が経ってしまいました。
SNSでもご存知の通り、昨年11月2年ぶりにエストニアへ渡航しました。
世界がコロナで翻弄され、この生活も3年目に突入。
そんな中でエストニアへ行けたことは奇跡だなと思っています。
向こうにいる時も何度もブログ更新してクリスマスのこととか書かなくっちゃと思いだけはありましたが、結局更新出来ず今に至ります。
本当に今更ですが、2年半前に開催された歌の祭典、そして2019年冬に催行したクリスマスツアーやエストニアのクリスマスについて。
そして昨年のエストニア渡航について本日から書き綴っていきたいと思います。
多分マイペースな更新になると思いますが。
海外へ行けない今、少しでも旅する気分を味わって頂けたら幸いです。
*写真は今年の年賀状。
昨年夏に開催した麦わら帽子とつけ衿の展示会用に刺繍したマーガレットと矢車菊のムフ刺繍です。
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JUGEMテーマ:海外ツアー
ご無沙汰しております。
またも長期間ブログ放置してしまいました。
あっという間にもうすぐ12月。
今年も残り1ヶ月ですね。
今年はずっと緊急事態宣言で物凄く速いスピードで毎日が過ぎていく感じがしました。
9月末で緊急事態宣言も解除となり、私は11月5日から2年ぶりに買い付けの為エストニアへ渡航いたしました。
渡航直前にエストニアは感染者が軒並み増え、世界一位に!
渡航すること自体キャンセルするか悩みましたが、周りの方のサポートもあり何とか渡航することが出来ました。
今回の買い付け旅のレポートはもう少し先に書きたいと思います。
なぜなら2年も前のレポートを未だに終わらせてなく。笑
とりあえず夏のレポートを終わらせて、更に2年前のクリスマスツアーについてのレポートを1日も早く書き上げたいと思います。
そしてその後、今回の旅レポートをしていきます。
まだ海外渡航が普通に出来ない状況ですが、少しでも旅気分を味わって頂けたら幸いです♪
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前回のブログの続きです。
Tantsu piduの会場ではTantsu piduの歴史やエストニアの民族衣装を紹介しているブースがあります。
初回は1934年。
今から87年前ですね。第二次世界大戦前になります。
第一回目のTantsu piduの様子を紹介したパネル
エストニアの民族衣装もたくさん展示されていました。
ブラック刺繍がとてもシック
エストニアの民族衣装は本当に可愛い!
エプロンは既婚者の証
初回から今回までの歴史がとても分かりやすく、興味深いです。
民族衣装についても地域別に紹介されていました。
たくさんありすぎる!
民族衣装のお人形ピアスを地域別に地図上に貼られていました
祭典の最後には大勢のダンサーによるフォークダンス「Tuljak」。
圧巻でした!
会場では気づかなかったのですが、祭典の最後に公開プロポーズがありました。
あとでニュースで知りました。
とても素敵でした。
次回の開催は5年後の2024年。
あと2年ちょっとですね。
次回も楽しみです♪
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JUGEMテーマ:海外ツアー
コロナウィルスの感染拡大で海外へ行けなくなってから早1年半。
ワクチン接種が進んできて、普通に渡航できる日ももうすぐなのかなと思っています。
来年の夏にはちくちくバルト舎のツアーも再開できたらと願っています。
バルト三国は今が1番の観光シーズン。
今年も行けないことがかなり悔しいですが、少しでも写真や動画などで旅する気分を味わって頂けたらと思い、
Instagramで旅アカウントを作りました。
2016年から旅したバルト三国の写真をランダムに載せています。
こちらのブログとも連携させていこうと思いますので、フォローして頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
それでは、今更ですが途中になっていた
2019年夏のツアーレポートの続きを。
2019年7月5日。ツアー8日目。
前日に通常ツアーの方は帰国の途へ。
そしてオプショナルで延泊の方は延泊2日目です。
延泊の方は10名様でした。
フェリーに乗ってヘルシンキからタリンへ移動。
2019年はエストニアで5年に一度の「歌と踊りの祭典」の年。
フェリーは超満員でした。
席を確保するのもやっとです。
そしてこの日の夕方、踊りの祭典「Tantsu pidu」の会場へ行きました。
Tantsu piduは前日の7月4日夕方、7月5日昼間、そして7月5日夕方の3回あり、私たちは3回目の7月5日夕方の回でした。
この日は雨が降っていて、3回の中で一番天候が悪い回のようでした。
実はTantsu piduのチケットがなかなか取れなくて、どうにか取れたものの全員バラバラの席となってしまいました。
私は席を間違えてしまい、最初の1時間くらいは前の方の席で観ていました。
Oma õnne sepad
少年少女たちの出番
カメラを向けたら微笑んでくれた少女
途中トイレへ退席した際、戻ろうと思ったら席を間違えていることを指摘されて指定の席へと移動しました。
一番上のブースになっている席だったので全然違う席だったことに驚き反省しました。
会場にはエストニア全土から民族衣装を着た出演者がたくさんいて、歩く民族衣装博物館のよう。
フォークダンスチームの皆さん
頭に大きなタッセルをつけた女性
タッセルが可愛い
カメラを向けると皆さんポーズしてくれます
次の演者とすれ違うときはみんなハイタッチをしていました
ムフの民族衣装を着たお二人
ムフの民族衣装を着た子供達
会場でたくさんの民族衣装を観れる絶好の機会。
民族衣装が好きな方は是非この踊りの祭典に行かれることをお勧めします。
ブログに載せきれない写真はInstagaramのちくちくバルト三国誌アカウントの方に載せていきますね。
Tantsu piduを始めバルト旅の動画を載せたちくちくバルト舎のYou tubeチャンネルもございます。
そちらもどうぞ合わせてご覧下さい。
そしてYou tubeチャンネル、Chiku Chiku Baltshaのチャンネル登録もどうぞ宜しくお願いいたします。
次回のブログでもTantsu piduの動画や写真をご紹介しますね。
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JUGEMテーマ:刺繍
こんにちは。
ちくちくバルト舎の荒田です。
なかなかブログを書くことが出来ず、またお久しぶりの投稿となりました。
先日、無事展示会を終えて少し落ち着いたので、ここからまたブログも書いていきたいと思います。
4月開催の展示会を延期し、6月24日から6月29日までの6日間展示販売会を開催しました。
ちょうど東京都の緊急事態宣言も解除後すぐの展示会となりました。
また明日から緊急事態宣言が始まるので、すごく良いタイミングで展示販売会を開催出来てラッキーでした。
展示会の様子
麦わら帽子、好評でした
初日、2日目は来場者数が多く、少し密になる場面もあり、外でお待ち頂いたり入場制限をさせて頂きました。
気づけば約半年ぶりのイベント。
久しぶりのイベントだったのでクレジットカード決済リーダーとの接続が上手く行かず、お待たせするなど大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。申し訳ございません。
でも久しぶりにお会い出来たお客様や生徒さんとお話しが出来て嬉しかったです。
つけ衿は天井からモビール風のインスタレーションに
今回の展示会は麦わら帽子とつけ衿をメインとした展示。
麦わら帽子のリボンにムフ刺繍をしましたが、麦わら帽子に対する刺繍の分量が長く、1つの麦わら帽子を完成させるのにかなりの時間を費やしました。
ムフ刺繍はウールの糸で刺繍するので、通常のフランス刺繍糸で刺繍するよりは速いと思われますが、陰影などグラデーションを何色もつけていくので、時間がかなり掛かります。
毎日朝から晩まで10時間以上刺繍していたので、展示会直前には右肘に痛みが出て、鍼を打ってもらったりしながら一つ一つ仕上げていきました。
前回の展示会で展示していた額装した刺繍も展示しました
オリジナルドレスにつけ衿をコーディネートしてディスプレイしました
今回初めて指にもタコが出来ました。笑
製作はかなり大変でしたが、今回はとても楽しく刺繍出来て(毎回楽しいけれど一際楽しかった)完成した時の喜びがかなり大きいものでした。
ご来場頂いたお客様からも嬉しいお言葉をたくさん頂き、とても幸せです。
今後の製作の励みになります。
北欧はちみつ専門店様のエストニア生はちみつも販売。
現在、ちくちくバルト舎Online Shopにて販売中!
また展示イベントを企画中ですので、日時が決まりましたらお知らせしたいと思います。
年内に出来たら〜と考えいますが、今のところは未定です。
会場に来ることが出来ず、遠くから応援して下さった方々にも感謝いたします。
ありがとうございました。
現在、麦わら帽子とつけ衿のオンライン受注をちくちくバルト舎Online Shopにて行っています。
7月18日(日)10:00までの受付となります。
商品の詳細などはちくちくバルト舎Online Shopをご覧下さい。
展示会延期後から販売しているエストニアの生はちみつも現在Online Shopにて引き続き販売しております。
こちらは無くなり次第、販売終了とさせて頂きます。
エストニアの生はちみつ、とても美味しいので是非お試しくださいね。
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JUGEMテーマ:マトリョーシカ
2019年ツアーレポートの続きです。
フィンランド滞在最後の夜は終日自由行動!
皆さんそれぞれお好きな場所に行ったり、買い物したり、夕飯を食べたりと楽しい時間を過ごされたと思います。
今回は私の自由行動を番外編として綴ります。
ホテルへ一旦戻った後、私とフィーヤはガイドのジーマと合流。
ジーマ夫妻と私は3人で大好きなデザインユニット「Company」のショップ、「SALAKAUPPA」へ行きました。
Companyはフィンランド人のヨハン・オリンさんと韓国人のアーム・ソンさん、お二人のデザインユニット。
フィンランドを拠点にデザイナー、プロデューサー、アーティストとして活動されています。
ヘルシンキにあるアテネウム美術館の売店にも彼らの作品の椅子が置いてありますよ。(そのブログ記事はこちら→☆☆☆)
KIOSKを改装したショップ「SALAKAUPPA」
本当はデザイナーのお二人に会いたくて、コンタクトを取っていてもらっていたのですが連絡がつかず。
ショップへ行くと、なんとレジにデザイナーのヨハンさんが居るではありませんか。
レジで記念撮影
どんだけお二人のマトリョーシカが好きかということを熱弁し(笑)、その場で購入した新作マトリョーシカにサインしてもらいました。(←ミーハー)
今回マイコレクション用に購入したバードマトリョーシカと
聖ワシリイ寺院の玉ねぎ屋根のモチーフネヴァリャーシカ
ジーマ達も、彼らが出版した本をその場で購入しサインをおねだり。
最後はショップの前で記念撮影に応じてくださいました。
本当、優しい!
ショップの前で記念撮影
左からフィーヤ、ヨハンさん、ジーマ
私もヨハンさんと一緒にお店の前で記念撮影
2017年の手芸留学の際も突然アトリエへお邪魔したにも関わらず、優しく迎えてくださり本当に素敵なお二人。
お二人の人柄が作品に表れてるなあとしみじみ感じました。
近年mina perhonenさんのショップCallさんや雑貨屋さんなどでも商品が取り扱いされていますね。
日本で買いやすくなったのも嬉しいですが、やはり現地の方が商品の種類もあるので、
マトリョーシカが好きな方はヘルシンキに行った際は是非Salakauppaへ行ってみて下さいね。
ハッピーな気持ちでカジュアルイタリアン「Va piano」へ行き夕食。
ここのレストランは目の前でパスタを作ってくれます
3人でパスタを食べながら反省会をし、そして延泊についてのスケジュールも確認して、お互い新たに気持ちを引き締める夜となりました。
ちなみにこのイタリアンレストランはタリンにもあります。
とてもお手軽でお財布にも優しいので、一人旅で食事をするにはお勧めです。
ただ、ピザもパスタも目の前で一つずつ作るので、混雑時はお勧め出来ません。(時間に余裕のある時にどうぞ)
翌日はまたタリンへ戻ります。
つづく。
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